仕事で出会う本物たちを見ては、
いつも自分のことを、
「薄っぺらい偽物のインチキ野郎だな」と恥じてきました。
自分に自信が持てず、一人で必死にもがいてきました。
こんなインチキ野郎でも、
10年続けたらインチキの本物になれるかも知れない。
いや、20年続けたらなれるかも知れない。
そう自分に言い聞かせて約20年間、
フジジュン業を続けてきました。
結果、20年近く続けてきた今も、
「厚みのある本物のインチキ野郎」にはなれていません。
自分に自信が持てないのは何も変わりません。
でも唯一、自分に自信が持てるものが出来ました。
それが家族です。
こんなしょうもない旦那を支え続けてくれる嫁と、
すくすくと育っていく素直で優しい子供たち。
諦めず正直に生きてきたら、こんな楽しい家族が出来ました。
今のところ、ギリギリではありますが、
なんとか自分の好きなことややりたいことだけやって、
メシも食えてます。
もうちょっと家族に贅沢させてやる余裕があれば最高ですが、
薄っぺらい偽物のインチキ野郎がこれ以上、
何を高望みするというのでしょうか?
本物になんかならなくても良い。
自分に自信が持てなくても良い。
自分の全部をさらけ出してみたら、そんなことを思いました。
恥をかけ とことん恥をかけ. かいてかいて恥かいて、
裸になったら見えてくる. 本当の自分が見えてくる.。
これからも諦めず、正直に生きていきたいと思います。
息絶えるまで、フジジュン業を貫こうと思っています。
冷やし中華始めました。
この売場で一等が出ました。